私は22歳、看護師として総合病院に就職して1年目でした。
配属されたのは急性期病棟。毎日が戦場みたいで、残業は当たり前、先輩は常にピリピリ。
ミスをすればナースステーションで怒鳴られ、「向いてないんじゃない?」と言われたこともありました。
だんだん夜眠れなくなって、朝になると吐き気がして、「辞めたい」と思っても看護師の世界って狭いし、直接言うのが怖すぎるという気持ちが勝っていました。
退職代行を使う決断
ある日、同期が次々と辞めていく中で、
「このまま続けたら壊れる」と思い、退職代行を調べました。
正直、
・看護師が退職代行なんて非常識?
・次の職場にバレる?
・甘えだと思われる?
不安だらけでした。でも、もう自分で師長に言う勇気はありませんでした。
LINEで相談して、料金を払って、
退職の連絡は一切自分でしなくていいと聞いた瞬間、涙が出ました。
実際の流れ
依頼した翌日、退職代行が病院に連絡。
私は出勤せず、自宅待機。
その日の夕方には
・退職日が決定
・有給消化扱い
・私物は郵送対応
と連絡が来ました。
あれだけ怖かった職場と、1日で物理的に距離ができたのが信じられませんでした。
罪悪感と、それでも救われた気持ち
正直、「逃げた」という罪悪感はありました。
でも同時に、
・夜ぐっすり眠れた
・ご飯を普通に食べられた
・”明日怒られる恐怖”が消えた
この変化は大きすぎました。
新しい職場へ
その後、転職エージェントを使って
療養型病院に再就職。
面接では前職の辞め方は詳しく聞かれず、
「どんな看護をしたいか」「無理なく働ける環境がいい」という話を重視されました。
今は
・残業ほぼなし
・教育も穏やか
・人間関係も普通
「看護師も辞めなくてよかった」と思えています。
今思うこと
退職代行は、
誰かを裏切るためのものじゃなくて、自分を守るための選択肢だったと思います。
特に新人看護師は
・辞める=根性なし
・3年は耐えろ
と言われがちだけど、
心や体を壊してまで続ける必要はない。
もし当時の私と同じように悩んでいる人がいたら、
「逃げ道がある」ってことだけでも知ってほしいです。



